4月1日施行「桑名市カスタマーハラスメント防止条例」。4月7日に第1回の委員会開催。
12月議会の議案にあがった条例、施行されました。
本当のカスハラは、事業所側が受ける心身ともに疲弊する心理的ストレスや不当なクレームを受ける時間的拘束等、許されざる行為として認識しております。条例制定自体に反対するものではありません。
しかし、前職で、百貨店という接客・販売の立場にいた自身でさえ、今回の桑名市のカスハラ条例においては、懸念の残るものでした。
誤認での氏名公表があった場合の市の責務、
誤って行為者とみなしてしまった方が、社会において信用失墜を受けた場合、市はどのように責任をとるのか
また、
12月議会において、「規則で定める」と示されている内容が多く、その「規則」はまだ定まっていなかった。そして、「ガイドライン」もまだこれからという状況でした。(結果として、市ホームページ4月9日現在「只今準備中です」と表示され、施行された現在でも準備中のようです。)
以上より、この条例は拙速ではなかったかと感じるものでした。
こういった状況であるにもかかわらず、当局は採決を求めましたので、反対をいたしました。
判断が難しいと言われるカスタマーハラスメント。4月7日現在はまだ、相談件数はないとのことです。
今後、相談があれば、しっかり議論し、ご判断いただきたいと思います。
STOPカスハラのポスター等が活躍しない社会が本来望ましい姿!皆で意識し、注視していきましょう。
日テレニュースさんでは、市議会の話も!
「カスハラ加害者にならないために」もご参考に↓↓
https://l.smartnews.com/m-kbP053y/xubHag
※準備段階の検討委員会ではいらっしゃらなかった消費者側の委員もおられ、逆の立場の方が加わった委員会構成は1つ評価。





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