2月27日(議案質疑)に引き続き、2月28日の一般質問。「一部切り取り」、再質問です↓↓。
「施設一体型小中一貫校が「非認知能力」や「生きる力」を育むのに最適と言えるのでしょうか。」
【上記までの私の発言↓↓】
そもそも施設一体型の小中一貫校が、子どもたちの成長・発達にとって最善であるのかないのかの実証がない中で、市内全域を一括りに施設一体型一貫校とするのはいかがなものでしょう。
例えば、教育委員会においても長島は地理的に単独で再編を行うとしており、多度や長島という地域によっては、一貫校もあり得ると思いますが、市内全域を一括りはどうでしょう。
学校は、勉強だけを学ぶ場ではありません。自己有能感、自己受容、リーダーシップ、信頼感、思いやり、貢献感、など、いわゆる豊かな人間性かと思いますが、多くのことを学びます。それが文部科学省も示している「生きる力」なのではないでしょうか。以前の答弁でも「生きる力」おっしゃっていただきましたね。
その「生きる力」とは、最近よく耳にする「非認知能力」なんだと思います。「非認知能力」は、こちらの本(写真3枚目下)、同じ著者ですが、「学力の経済学」や「科学的根拠で子育て」に詳しく示されておりますが、IQや学力テストでは測れない、例えば、「社会性がある」とか「意欲的である」とかそういった人間的な気質的なもの、性質なもの、また、「忍耐力」や「リーダーシップ」などが、社会に出ると大事であり、それが「非認知能力」、「生きる力」なのだと考えます。
学校は、こういった力を育む大事な場なのです。
ちなみに、著者は、それが将来の年収にも関わってくると、大変興味深い内容を示されております。勉強だけでなく、人間の生きていく力をも育む学校。
その学校の形態は、とても重要です。再質問です。「施設一体型小中一貫校が「非認知能力」や「生きる力」を育むのに最適と言えるのでしょうか。」
つくば市は、「5校目の施設一体型、義務教育学校はつくらない」としています。義務教育学校をつくらない方向性の自治体があります。お答えください。
※4月からは地域説明会が始まります。桑名市の皆さま、もう間近に来ています!施設一体型小中一貫校での再編計画。施設一体型小中一貫校でなくとも再編はできます。学校再編、真剣に考えましょう!!




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